アプリストアのレビュー

アプリストアのレビューで気になった事を少々。

 

メーカーがプリインストールしているアプリに対するレビューで

「使わないからアンインストールできる様にしてほしい」

「アンインストールして、増えた容量を別に使いたい」

というものをよく目にする。

 

気持ちは良く分かるが…。

 

そもそも、なぜアンインストールできないかというと、プリインストールアプリは、後でダウンロードしてインストールするアプリのもともとの格納場所(パーティション)が違うから。

 

プリインストールアプリは/system、後でダウンロードするアプリは/dataに格納される。

/system側は名前の通り、主にシステムが利用するので、セキュリティ上、基本的に上書きが出来ない(という事は消すことも出来ない)。

/data側は名前の通り、アプリを含めデータを格納するので、上書き(消去)が可能(ただし、一般ユーザーの権限では読み書き不可)。

なので、/system側にもともとプリインストールされている(書き込まれている)アプリはアンインストールが不可能という事になる。

もし、アンインストールが出来たとしても、/systemパーティション側の容量が増えるだけで、ユーザーがアプリをインストールする/data側の容量が増えるわけではない。

 

ただ、プリインストールアプリも、アプリアップデートや、アプリ固有のデータを利用する場合などに/data側を利用している(はず)。

なので、アンインストールできないからと言って放置しておくと、それはそれで、ユーザーが利用できる容量が減ってしまうという事になる。

 

この辺りの情報があまり議論されないのはなぜだろう?

 

利用していないプリインストールアプリの容量を最小限にするための解決策としては、設定から利用しないアプリを「無効化」しておくこと(動作もさせない、アップデートもさせない状態にしておくこと)だが、OSやシステムに必要なアプリを「無効化」してしまうと、スマホ自身が操作不能になったり、他のアプリとの連携でうまく動作しなくなる場合があるので、あくまで自己責任で設定変更して欲しい

そのアプリを停止・無効化したらどういう影響があるか分からないのであれば、無効化しない方が良い。

メーカーは、利用して欲しくて、または、ユーザーの利便性を考えて、プリインストールアプリを入れているので、「このアプリを利用したくないなら、無効化してください」という事はないだろう。

 

それよりも、iPhoneが128GBをラインナップしているように、メーカーがスマホのストレージの容量を増やしてくれる方がうれしい。

その分、端末の値段は高くなるだろうけど…。

 

マイナス意見のレビューは凹むが、それも、貴重な意見。

ユーザーの不満を適切なタイミングでなくしていけば、逆に、よくぞ対応してくれたという事になると思うが、まだ対応しなくても大丈夫だろうと日和ったりしてると、信頼をなくしていくんだと思う。

2017年04月19日